Editor’s Draftについて分かったこと
- フロントエンド
- date 2012.06.07 tag 未設定
W3CのEditor’s Draftについて調べてみましたので簡単に紹介します。
Editor’s Draftとなっている文章はHTML5とかその関連技術を調べていたら結構見かけることありますよね。
これってWorking Draftとは違うし、存在している理由が分かりにくいんですよね。
調べるのめっちゃ大変でした…。とりあえず分かったことをまとめてみました。
わかったこと
- Edtor’s Draftは仕様策定者(そのWorking Groupの人?)によって作成される。
- 仕様策定者の間で同意が取れている状態のドラフト。
- Working Draftは広く意見を募集するため、仕様に反映するのに時間がかかる。
- 反対にEditor’s Draftは動きの速いメーリングリストの情報も反映してる。APIに関しては特に顕著。
- ベンダーの意見が反映されやすいので情報を鵜呑みにすることは良くない。
- Working Draftが遅い場合、ブラウザベンダーがこっちをもとに実装を行うことがある。 仕様と実装の「実装」を重視した仕様書ってことでいいんでしょうかね。ブラウザに実装したフィードバックを仕様に反映していくみたいな。詳しい情報を知っている方は教えてくださいー。